6月26日、令和国民会議と称する”民間臨調”が発足した。100人の専門家で持続可能な財政や社会保障、国のかたちを3年かけて提言するそうだ。選挙前とあって岸田氏ら与野党6党首も揃って参加し祝意を述べた。
この営み自体には私も大いに期待するが、しかし、違和感はないか。民間任せのこの姿勢!全党揃って祝意を示すぐらいなら”隗より始めよ!”ではないのか。
今これをやるのは内閣、国会の本業だ。政治の仕事は将来の設計、改革羅針盤を示すことだ。なので、改革主体は民間ではなく政府自身!それが改革主体の本丸ではないのか。高成長から低成長へ、国鉄改革、官民見直しなど大きな仕事をした土光臨調(第2臨調)から既に40年経つ。人口が増え経済が成長し税収の増える右肩上がり、膨張時代は終っている。
ここは”日本をリセットする”そのために第3次臨時行政調査会(第3臨調)を設置すべきだ。これ以上、”改革なき政治”を続けることを許してはならない。国民、国家が疲弊するだけだ。
統治の仕組みを含むあらゆる分野を大胆に見直し、賢くこの国をたたむ。その方向を明示し国民と共有する。大原則は次世代にツケは回さない。そうした志は今の政治家にはないのか。
この大改革から政治は逃げるのか!口先だけ上手な、パフォーマンス、TV映りだけ気する、そんな政治家はもう要らない!改革の捨て石になれ!
0 件のコメント:
コメントを投稿